バーを開業

バーを開業させる時に考えたい事

どんなイメージのバーをオープンするのか

「バーの経営が昔からのあこがれだったから」「本格的な料理は苦手だけど、お酒は好きだから」「バーの雰囲気が好きで、自分でやってみたいと思っていたから」などなど、バーを開業する理由はいろいろありますよね。また、「参入しやすいと思ったから」と思った方もいるかもしれません。

バーをオープンさせる、と言っても、事前に決めることがいろいろあります。お店の規模はどのくらいか、どういったお客様をターゲットにするのか、内装やメニューはどうするか、まずは具体的な構想を練り、書き留めていきましょう。

基本的なバーで考えてみる

店の方向性がある程度固まってきたら、揃えたい物もイメージできますね。

今回は「必要でしかもオススメ」という厨房機器を厳選しました。

例として、席数は15席、メニューはお酒メインで、料理は軽食のみ、というバーを参考に考えていきましょう。

第1にシンクは必要です

業務用シンク

シンクが必要な理由

飲食店として、常に綺麗なグラスと皿を使ってお客様に提供する為にも、シンクは必要ですし、綺麗に洗う為には充分な作業スペースが必要です。

15席ぐらいのバーの場合、1槽のシンクで充分対応出来るでしょう。他にも槽が分かれている物もありますので、店内の面積しだいで揃えたいですね。例えば2槽に分かれているシンクなら、使い終わった食器と、ドリンクを入れただけの油汚れのないものとを分けて洗う事が出来ます。また席数が多い場合には、1槽は洗う場所に、2槽目は仮置きとして使えます。

充分なスペースがない場合

充分なスペースがないと、お客さんが帰った後のテーブル拭きや、片付けがしにくくなります。片付けができないとお客様の案内が遅れ、待たせてしまいますし、お客様から見ても、良い印象はありません。最低限食器を洗うスペースは確保しましょう。

第2に冷蔵庫・冷凍庫

業務用冷蔵庫

ボトルごと冷やせる

冷蔵庫・冷凍庫もバーに必要な物です。常温で置いておける物だけなら良いのですが、開栓したリキュールやコンク(希釈用飲料の濃縮原液)等を保存しておく為にも必要です。カクテル用のフルーツの保存にも使えます。15席なら両開きのコールドテーブルがあれば充分でしょう。

コールドテーブルは、常温で保存しておけないものを冷やしておくだけではなく、作業スペースとしても活用出来ますよ。または、お客さんが使用したグラスや皿の仮置きとしても使えます。コールドテーブルはステンレス製の物が多く、拭き上げもし易く、多少の汚れならすぐ綺麗にできるので、清潔に保ちやすいこともおすすめです。

バーに冷凍庫は必須

バーでは氷を良く使うので、冷凍庫は必須です。
製氷機で氷を作ってドリンクに入れるだけでなく、氷の塊を保存するのにも使います。ごろっとして、大きさが揃っていない氷は、バーテンダーが氷の塊をアイスピックで割って作るのです。氷の塊を仕入れるのが難しいようでしたら、かち割り氷を購入しておいて、冷凍庫で保存しておくぐらいはしたいですね。

他にもグレードの低いテキーラなら冷凍庫で冷やしておくことで、喉あたりもやわらかになります。
常温やオンザロックよりも飲みやすくなるので、普段の常温やオンザロックのテキーラがきついなと感じている女性にもおすすめ出来ますよ。

冷蔵庫と冷凍庫が一体化しているものもおすすめ

左は冷凍スペース、右は冷蔵スペースになっている観音開きのコールドテーブルもあります。15席ぐらいのバーでしたら、こういうタイプのものもおすすめです。

第3におすすめの厨房機器は2口以上のコンロ

業務用コンロ

料理の幅が広がり効率よく調理ができる

2口コンロにすると、料理の幅が広がりますし、混雑時に効率よく調理することができます。

例えばパスタを提供する場合には、1口でパスタを茹でながら、もう1口でフライパンを温め、炒める事が可能です。また、揚げ物を作る際に、フライヤーを購入には場所を取る場合は、1口で揚げ物、もう1口で違う料理を作れます。

バーを開業させる時に必要な厨房機器ベスト3、シンクと冷蔵庫、冷凍庫と2口以上のコンロは、さらにそれぞれ種類が豊富です。お好みや用途によってぴったりなものを見つけてくださいね。

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