シンクを選ぶ時には、洗い物がしやすいかどうかを重視しなければなりません。
では、洗い物がしやすいシンクとは、一体どのようなシンクなのでしょうか?
業務用シンクは高さにこだわって選ぶ!
下準備や洗い物など、シンクでしなければならないことはたくさんあります。
長時間シンクの前で作業を行いますので、少しでも作業効率を良くするために、そして体への負担を小さくするためにも、自分の体の高さにあったシンクを選びましょう。
基本的に、キッチンの高さはある程度決まっています。
その決められた高さの中から、体に合った高さのシンクを選ぶことになります。
キッチンの理想的な高さがどのくらいなのか、実は計算して出すことができます。
「身長÷2+2.5」の計算式で、ベストな高さを算出できます。
この計算式から算出された数字は、シンクで仕込みや洗い物などの作業をした時に最も体が負担を感じにくく、作業しやすい高さとなっています。
最適なシンクの高さには個人差もあるので注意
ただし、上記の計算式で算出した高さがピッタリかどうかは、人によって違いがあります。
例えば、腰の位置は人によって違いがあります。
そのため、計算式から算出された理想的な高さのキッチンにしたとしても、腰の位置が低い人であれば作業しづらいでしょう。
また、腰の位置が高すぎる人は前かがみにならなければいけないので、腰が痛くなるなどして作業効率が悪くなってしまいます。
そのため、シンクを購入する時には、実際に現物を見て使いやすいかどうか確認した方が安心です。
業務用シンクは荒々しく使うことを前提に選ぶ!
家庭用シンクの場合はそうでもありませんが、業務用シンクはある程度荒々しく使用するものです。
家庭では一般的に、シンクは野菜や皿洗いに使用しますが、その点は業務用のシンクも同じです。
しかし、業務用のシンクは家庭用とは異なり、保健所の指導により複数のシンクを使用します。
野菜の泥を落としたシンクで皿洗いはしません。
皿を洗う場所、泥を落とす場所など、それぞれ決まっているのです。
野菜を洗う際に傷がつきにくい業務用シンクを選ぼう
例えば、ごぼうを洗う時。こびりついた土を落とすのはかなり面倒なものです。
何本ものごぼうを洗わなければなりませんし、他にもにんじんやじゃがいもなど、泥を落とさなければならない野菜は数多くあります。
このように、野菜の汚れを激しく洗い流すために多少ゴシゴシこすっただけでシンクに傷が入ってしまったり、泥が周囲に飛び散ってしまう、というのでは困ります。
そのため、
- 多少のことでは周囲に泥や水が飛び散らないこと、
- 少々のことでは傷がつかないこと
といった点が重要なポイントです。
これらの条件を満たしているシンクはクオリティが高いです。
業務用シンクはお手入れしやすく衛生的なものを
飲食店では、一日の中で最も長い時間を過ごす場所がシンクだと言っても過言ではありません。
つまり、それだけ汚れも溜まりやすいので、お手入れもしっかりと行う必要があります。
不衛生な状態だと食中毒を引き起こしてしまったり、安全性の高い食事を提供できるとは到底言えません。
ちょっとした汚れもこびりついてしまい、洗い流そうとしてもなかなか洗い流すことができない、大量の洗剤を使用しなければ汚れ一つ落とすことができないようなシンクは、使い勝手が良くありません。
なるべくお手入れがしやすい設計の業務用シンクを選びましょう。
お手入れの時間を少しでも短くすることができれば、労働時間の短縮や電気代やガス代などのコストカットにもつながります。
業務用シンクを選ぶ際には、高さや食材の洗いやすさ、衛生面といった3つのポイントに注意し、クオリティが高いシンクを選びましょうね。
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