厨房機器には様々なものがありますが、弁当屋を開業する際はどのようなものが必要になるのでしょうか。
弁当屋開業に必要不可欠な3つの厨房機器についてチェックしていきましょう。
家庭用とはパワーが違う「業務用冷蔵庫」
飲食店などと同様に、弁当屋においてもやはり業務用冷蔵庫は絶対に欠かすことができません。特に狭い弁当屋であれば、厨房内には熱気が立ち込め、かなりの温度になってしまいます。
そのような場合でも、冷凍庫や冷蔵庫があればしっかりと食品を冷却し、より良い状態で保存することができます。
業務用はより確実に冷やせる
食品の保管なら、業務用冷蔵庫ではなく家庭用冷蔵庫でも良いのではないか、と思われるかもしれませんが、家庭用の冷蔵庫は外気の影響を受けやすいというデメリットがあります。
外気温が高ければ高いほど、庫内の温度は下がりにくくなってしまうのです。
その点、業務用冷蔵庫は外気の影響を受けにくい設計になっており、夏場の厨房内など、どれだけ高温になりやすい場所でも食品をしっかりと冷やしてくれます。
また、家庭用の100ボルトの冷蔵庫をフル回転させるよりも、200ボルトの業務用冷蔵庫を少パワーで運転させた方が電力を抑えることができる場合もあります。
効率アップに貢献「業務用炊飯器」
業務用の炊飯器と家庭用炊飯器との大きな違いは、やはり一度に炊けるご飯の量と時間です。
基本的には、最大で3升以上炊くことができる炊飯器を業務用と呼ぶことが多いです。
一度に大量のお米を炊くことができ、炊き上がるまでの時間を最小限にすることができるというのは弁当屋にとっては最低条件でしょう。
とは言え、どのような客層でどのくらいの人数のお客さんが弁当を購入するのかによって、選ぶべき炊飯器はまったく違ってきます。
弁当屋などでは、3升炊きから5升炊きの炊飯器が最も一般的です。
必要な量を炊けなくては困りますし、逆に多く炊きすぎても困りますから、どの程度の売上が期待できるかはしっかり見極めなくてはいけません。
ガス炊飯で手軽に効率アップ
厨房の熱源は、電気ではなくガスがメインとなることが多いです。
3升以上の炊飯量ともなると、電気での炊飯では時間がかかってしまい、効率よくご飯を炊くことができません。
だからといって200ボルト以上の電力に対応している炊飯器を使用するには、専用の工事が必要になります。
その点、ガス炊飯器はガスホースを接続するだけでどのような厨房でも手軽に使用することができます。
さらに強い力で炊飯しますので、短時間でしっかりと炊き上げることも可能です。
購買意欲をかき立てる「冷蔵ショーケース」
弁当屋では、弁当だけではなくサラダやドリンクなどのサブメニューも店頭で販売することが多いため、冷蔵ショーケースも必要なことも多いかと思います。
サラダやドリンクなどを販売する上では、ただ冷蔵庫の中で保存しておくよりも、冷蔵ショーケースで並べて販売する方が売上アップにつながるのです。
これはあくまで補助的な機器になりますが、サラダやドリンクなどの収入も馬鹿にできませんし、なにより相乗効果も見込めます。
ドリンクやサラダ程度であれば、卓上型などの小さなショーケースでも十分に並べることができますので、費用についてもそこまで気にならないでしょう。
これら3つの機器は弁当屋に欠かせない機器と言えます。それぞれたくさんの種類もありますので、予算や店舗の規模などとも相談しながら購入を考えましょう。
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