中古業務用食器洗浄機を購入する時には、いくつか注意すべきことがあります。
新品よりも安価で購入できる可能性はありますが、すぐに故障するようでは、かえって高くつくこともあります。
そうしたリスクを回避するために、ここでは気をつけるべき5つのポイントをご紹介します。
1.新品よりも故障のリスクが高い
業務用食器洗浄機に限ったことではありませんが、中古の機器というのは新品と比較して故障のリスクが高くなります。
使用していた期間が長ければ長いほどそのリスクも高まります。
購入しようとしている中古業務用食器洗浄機が、いつ頃からどの程度の期間使われていていたのかを販売員に確認してみることをオススメします。
あまりにも長い年月使い続けられている場合には、よほどメンテナンスがきちんと行われていない限り、別の中古業務用食器洗浄機を選んだ方が良いかもしれません。
2.代替部品が無い可能性がある
業務用食器洗浄機メーカーで、まだその機器を生産販売している場合でしたら問題ありませんが、もし既に生産中止になっているようなら注意が必要です。
例えば食器洗浄機のノズル部分が故障してしまったとします。
新しい食器洗浄機でしたら、ノズル交換が可能ですが、古いタイプですと代替部品が無い可能性があります。
運良く在庫があったとしても、取り寄せに時間がかかることもありますのでご注意ください。
3.使用感と摩耗性がある
一般家庭用の中古食器洗浄機でしたらそれほど気にならないかもしれませんが、業務用となると毎日使用するものですので、どうしても使用感と摩耗性があります。
どれだけ入念な清掃を繰り返して行っていたとしても、こればかりは仕方がありません。
ただし全く清掃をしていなかった場合と、頻繁に清掃をしていた場合とでは、明らかに後者の方が使用感と摩耗性が少ないものです。
長年使い続けられていた食器洗浄機にも関わらず、使用感と摩耗性が比較的少ない場合、前のオーナーがその食器洗浄機を大事に使っていた証拠です。
見た目だけではなく、内部的にもきちんとメンテナンスされていた可能性が高いことから故障のリスクも軽減されます。
4.メーカー保証が切れているケースが殆ど
新古品や展示品を除き、殆どの中古業務用食器洗浄機は、メーカー保証が既に切れてしまっているケースが殆どです。
そもそも最初に使用していたオーナーの手を離れることでメーカー保証というのは自動的に切れてしまうのが一般的です。
ですので、万が一故障してしまった場合には、販売店に修理の相談をすることになります。
そのような煩わしさを軽減するためにも、注文した中古業務用食器洗浄機が届いたらまず最初にしっかりと動作確認を行いましょう。
「勢いよく水が排出されるか」、「排水がきちんと出来ているか」、「適切な温度が維持されているか」などをチェックしてください。
もし設置直後の段階で動作不良が見つかった場合には、販売店へすぐに連絡し、無償での修理が可能かどうかを確認しましょう。
5.取扱説明書や付属品がないことがある
新品の業務用食器洗浄機には、取扱説明書や付属品などがありますが、中古だとこれらが揃っていないことがあります。
取扱説明書が無ければ販売店に使用方法を確認し、付属品が無ければ、その付属品が無くても十分に使えるものなのかを考えてから購入しましょう。
どんなに本体の動作に問題がないとしても、付属品が無いことで十分な機能を果たせないようでは意味がありません。
このように、中古業務用食器洗浄機を購入するにあたっては、新品ではないだけに気をつけるべきポイントがあります。全てをしっかりとチェクし、納得した上で購入の契約を進めるようにしましょう。
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