厨房機器はリースと中古購入のどちらが良いのかを比較してみた！

厨房機器を揃える費用を抑えたい時に、リースをする場合と中古購入する場合とがあります。

飲食店を始めたいものの初期費用がない、できるだけ運転資金として手元にお金を残したいという方にとって、 リースと中古購入ではどちらがオススメなのでしょうか？両者を比較しみたいと思います。

厨房機器のリースは初期投資を減らせるのが最大のメリット！

厨房機器をリースで使いたい場合、まず業者とリース契約をする必要があります。

飲食店において、厨房機器をリースしている店は少なくありません。

リースであれば多額の購入資金を準備せずに済みますし、最小限の資金で必要なだけの厨房機器を揃えることができます。

リースの最大のメリットといえば、初期投資を減らせる、ということです。

厨房機器を全て買い揃えようと思った場合には、高額なものから少額なものまで合せると、相当な資金が必要になってしまいます。

しかし、リースであれば月々の支払いだけで厨房機器を使用することができるのです。

厨房に最新の機械設備を揃えたとしても、法定耐用年数に達していないうちに技術革新が進んで、気がついた時には旧式化していることも少なくありません。

そこで、適切なリース期間を選択してリースを繰り返すことで、常に最新の機械設備を使用できるのです。

機械の老朽化のリスクにも対処することができる、というのもメリットの1つなのです。

さらに、リースによって浮いた資金を増加運転資金、広告費に使用することによって、経営の効率化、売上強化においても大きなメリットとなります。

リース料金は経費になるため税金対策にも有効！

リース契約というのは、毎月のように決められている金額をリース会社に対して支払いを行います。

そのため、コスト管理をとても手軽に行うことができるのです。

また、リースの場合には経費になるので税金対策にもなります。

また、個人経営の場合には、リース契約をすることで面倒な事務仕事の煩わしさを効果的に解消することができます。

機械設備を購入するような場合には、減価償却をはじめ保険契約など手続きをしなければならないことがたくさんあります。

しかし、リースであればこの所有権はリース会社にありますので、手続きはすべてリース会社が行ってくれるのです。

リースなら処分の時に費用がかからない！

実は厨房機器というのは大型であると同時に、解体や処分に必要な費用はかなり高額になります。

しかし、リース契約であれば契約期間が満了するとリース会社が引取りに来るので、そのような処分の費用に困ることもありません。

リース契約を満了してもそのまま使用し続けたい、ということもあるでしょう。
その場合には再リース契約をすることもできます。ただし、再リースは費用が上乗せされることが多いです。

また、厨房機器をリースするにはデメリットもあります。

リースの場合には初期費用を大幅に抑えることができますが、その一方で購入した場合と比較すると、最終的に支払いをする総額は高くなることが多いです。

長期間使用すればするほど、中古で購入するよりも費用は高額になります。

長い目で見れば中古厨房機器の方が安い！

中古厨房機器というのは、リースとは違いレンタルではありません。
レンタルではなく購入するため、返却の必要はありません。

リースの場合には、初期費用は抑えることができるのですが、レンタルしている期間中はずっと支払いがつづきます。

しかし、中古厨房機器であれば安く購入することができますし、購入すれば自分の物ですので、使用期間が長くなればなるほどトータルした場合の費用を安く抑えることができます。

中古厨房機器には修理費用がかかる

中古で購入する場合には、トータルでのコストを抑えることができるものの、故障した場合などには修理費用がかかります。

修理にかかる費用は、場合によっては非常に高額になってしまうこともありますので注意しなければなりません。

このように、厨房機器をリースするのと中古購入するのとでは、条件によってどちらがお得かが変わってきます。そのため、店とってどちらが有益なのかを十分に考慮する必要があるでしょう。