ラーメン店開業

ラーメン屋を開業するときに、必要な厨房機器というのはいくつもありますが、居酒屋やレストランと比べると、提供する商品の品数は少ないので、比較的シンプルな厨房で構成出来ます。

最低でも必要な厨房機器は何があるか、特に欠かすことができないもの3つをピックアップします。

必ず必要な「冷凍冷蔵庫」

ラーメン屋はもちろん飲食店においては生ものを扱いますので、冷凍冷蔵庫は欠かすことができません。
冷凍庫も冷蔵庫も、夏場には当然必須ですが、冬場にも必要になります。

季節に関係なく年中高温の厨房では、食品を衛生的な状態で維持するために欠かすことができないのです。

冷蔵庫選びのポイントは導線確保できるかどうか

選び方のポイントとして、業務用冷凍冷蔵庫に大量の食品を一度にまとめて保存できるかどうか、ということだけでなく、置く場所にも注目してみましょう。

冷凍冷蔵庫を購入する時というのは、容量の大きな分、それだけサイズも大きくなるので、設置スペースがとても重要なポイントになるのです。
どの程度の容量が必要なのか、そして設置する場所に合わせて幅や奥行き、高さなども確認します。

また冷凍冷蔵庫は放熱をするために、背面部分にスペースが必要になります。
大量の食品を急激に冷やしたり、長時間品質を確保するためには熱をしっかりと放出しなければなりません。そのため、ある程度スペースに余裕がなければ、冷凍冷蔵庫を設置することすらできないのです。

また、ラーメン店の敷地が非常に広いお店であれば良いのですが、小さな個人経営のお店の場合、店舗の敷地がそこまで広くなく、厨房も余裕があまりないというのであれば、ドアの位置にも注意してください。

たとえ冷凍冷蔵庫を置く場所として適していたとしても、ドアがぶつかってしまい十分に開かなかったり、ドアを開けば人が通れないようなギリギリの場所に置いてしまうと、お店としての回転率も悪くなってしまいます。
大きな物であれば良いというものではなく、厨房を有効に活用できなければ意味がありません。

スープ作りに欠かせない「寸胴鍋」

寸胴鍋

ラーメンスープを作るための寸胴鍋は必需品です。
ただし、ラーメンのダシは業務用のスープを使う、というのであれば寸胴は必要ないでしょう。

しかし、自家製のダシを使うのであれば寸胴鍋は欠かせません。

寸胴選びはオールマイティーなステンレス製を

ラーメン屋というのは、一にも二にもスープが命であると言われています。じっくりと煮込むためには、保温性や耐久性に優れた素材の寸胴鍋を選ぶことが大事です。

寸胴鍋には様々な素材がありますが、中でもステンレス製はラーメンスープや麺を茹でるに最適で、丈夫で腐食に強いのが特徴です。

また、寸胴鍋は大きくて重さもあります。衛生面を保つために洗い場で鍋をしっかり洗えるのか、スープを寝かせる時に冷蔵庫に入るのか、といったことにも注意をしましょう。

できれば用意したい「餃子焼き機」

美味しいラーメン屋に欠かすことができないものといえば、ついついラーメンと一緒に注文したくなる、カリッと美味しく焼きあがったジューシーな餃子です。
普通のフライパンを使用するのでは、多少手間がかかりますし、一度に大量の餃子を焼くことはできないため、非効率ですし繁忙時間帯に対応ができないことも考えられます。

そのため、一度にまとめて大量の餃子を茹でたり、焼いたりするためには、専用の厨房機器が必要です。
そこで欠かせないのが餃子焼き機です。餃子焼き機があるかどうかで、作業効率は大きく違ってきます。

餃子焼き機で餃子を効率よく焼く

大きさによってそれぞれ違いがありますが、一度に100個以上の餃子を焼くことができる餃子焼き機もありますので、繁盛店などではかなり大型の餃子焼き機が準備されています。

給水とグリル、そして排水の機能を持っているので、多少高額なものですが、調理面全体を覆うための蓋が装備されているので、とても手軽に餃子を焼くことができます。

このように、ラーメン屋として開業するには冷蔵庫や寸胴鍋、そして餃子焼き機は最低限準備しておくと良いですね。

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